樟脳(しょうのう)の木の葉の香り
2009年4月11日
樟脳(しょうのう)の木の葉の香り
こんにちわ!ハルです!
ある日の青空太極拳の帰り際、公園の木の下でメンバーのFさんが葉っぱを拾い「これが樟脳(しょうのう)の葉っぱだよ」と教えてくださいました。

私は公園のあちこちに落ちているこの枯れ葉が、樟脳(しょうのう)の木の葉ということすら知りませんでしたが、 Fさんは拾った葉っぱをもみくちゃにして手の平にのせ、匂いをかいでごらん、と言い、乾燥した落ち葉でないと匂いがしないと教えてくれました。
なんともいえない、さわやかな”香り”が、鼻先に漂います。
公園の晴れた陽気が「匂い」というよりも”香り”をもたらせてくれるのだろうかなぁと思いました。
樟脳は、箪笥や衣類などの防虫で使う、というイメージです。実際に目にして、落ち葉を拾い、もみくちゃにし、香りを楽しむ、という行為は、私に小さな感動を与えてくれました。これも季節がもたらせてくれる”香り”です。

樟脳(しょうのう)の、「樟」はクスノキ、「脳」は草木の芯という意味があるそうです。
クスノキというと「楠」という文字を書きますが、元々は「樟」と書きます。樟脳とはクスノキから作られるものでした。
私は単純に、この葉っぱを箪笥や収納庫にいれておけば虫除けになると思っていましたが、調べるとどうやら違うということに気づきました。
クスノキの幹や葉を水蒸気蒸留して精油をとり、さらに再分留、精製してカンフル(強心剤、塗布剤)や樟脳を作るようです。生の葉では、ほとんど効果は期待できないという事でした。更に、現在では化学合成がほとんどだとか。
やはりハーブのような感覚で、初夏だけしか味わえない樟脳の香りをこの公園だけで楽しむことにします。(樟脳の落ち葉は初夏の季節に入れ替わります。)
※有毒なので食べないでね。


